木正舎、と、壽山慎一。
受け継ぐもの。
自分から
生まれるもの。
大分県日田市中津江村の家具工房・木正舎。
家具職人、壽山慎一の仕事と表現をご紹介します。
森に囲まれた、古い木造校舎の工房から。
暮らしのための家具と、私自身から始まる表現。
ものづくりについて
暮らしに向き合う。
自分に向き合う。
使う人の暮らしを想い、木に触れ、家具をつくる。
自分の中に生まれた問いを、素直にかたちにする。
どちらも、私にとって大切なものづくりです。
「木正舎」の仕事と、
「壽山慎一」としての表現。二つの道を、ここから。
TWIG STOOL
小枝スツール
小枝を組み合わせたイメージから生まれたスツール。シンプルで飽きのこないかたちと、心地よい座り心地。部屋に置くことで、森の気配を感じられる家具を目指しました。
- 素材
- オーク・ウォルナット
- 仕上げ
- オイルクリア塗装
- 寸法
- W340 × D245 × H420 mm
暮らしに合わせた家具のことも、お聞かせください。
家具の制作を相談する壽山慎一の表現
問いから、
かたちへ。
何を感じ、何を考え、なぜつくりたいのか。
その出発点に、いつも立ち返りながら。
SELECTED WORK / 発想と実験
木立KODACHI
森を、部屋の中につくる。
杉の格子で杉林を、鏡の反射で木漏れ日を表現しました。森の風景を室内に生み出しながら、日常で使える鏡としての機能も備えています。
河北秀也氏が塾長を務めた大川インテリア塾の課題「あっと驚くものを作ろう」をきっかけに制作。その後、熊本県小国町の美容室に設置されました。
LIFEWORK / これからの探究
扉の向こうに、
何を想う。
内と外。見えるものと、見えないもの。自分と他者。開くことも、閉じることもできる「扉」を通して、その間に生まれる体験を考えています。
最初の構想は、「姿見の扉」。
毎朝、自分と向き合い、新しい一日を始める場所に。まずは、私自身のための扉から。自己確認から自己受容へ、そして他者との共生へ。制作と思索を重ねていきます。
構想中のプロジェクト表現の記録をたどる制作と思索
考えながら、つくる。
つくりながら、考える。
作品になる前の思いも、まだ答えの出ていない問いも。
いまの自分を確かめるために、ここに残していきます。
つくるときは自由に。
伝えるときは丁寧に。本文を開閉
つくるときには、ジャンルや評価に縛られず、自分の中にある素直な思いを大切にしたいと思います。
誰かに作品を見てもらうときには、作品との出会い方を丁寧に考えたい。どのような場所で、どのような写真や言葉とともに紹介するか。作品が生まれた背景を伝えることも、そのひとつだと思います。
そこから何を感じ、どう受け止めるかは、見る人それぞれに委ねたいと思います。
自分の思いに素直につくることと、作品との出会いを丁寧に整えること。その両方を大切にしていきたいと思います。
境界を決めるより、
出発点を大切に。本文を開閉
「人の暮らしをより豊かにするため」につくること。
「自分自身の問いを探究し、それを表現するため」につくること。
私の中には、そのどちらもあります。
「アート」か、「デザイン」か?
それはあとから生まれるものかもしれません。どちらかに決めてしまうより、何を感じ、誰・何と向き合い、なぜつくるのか。その出発点を大切にしたいと思っています。
受け継ぐことと、
自分自身になること。本文を開閉
木正舎の「正」は、師匠の石塚正一の名に由来します。この名前には、私一人のものではない仕事と時間が積み重なっています。
工房の名前を大切に残し、家具づくりを続けること。そして作家活動は、自分の名前で行うこと。受け継ぐことと、新しく始めること。その両方に誠実でありたいと思っています。
これらは、今の考えを記したものです。制作や経験とともに、少しずつ育てていきます。
THE PLACE WHERE WE MAKE工房と歩み
MOKU-SHOSHA / NAKATSUE
この場所で、
木と生きる。
大分県日田市中津江村。森に囲まれた、かつての小学校の木造校舎を工房にしています。
木正舎は、私が立ち上げた工房ではありません。師匠がいて、兄弟子がいて、社長がいて、仕事と時間が積み重なってきた場所です。「正」は、師匠・正一の名に由来します。
先人たちへの敬意を胸に、この地で名前と仕事を受け継ぐ。ここに流れる時間や森の気配も、私のものづくりにつながっています。
壽山慎一SHINICHI SUYAMA
大学で美術を学び、木工と美術教育を専攻。約30年、家具づくりに携わってきました。現在は木正舎で家具を製作する傍ら、本名での表現活動に取り組んでいます。「扉」をライフワークの中心に、その時々の問いや発見にも自由に向き合っています。

受け継いだ名前。
ここから続く、ものづくり。

SCENES FROM OUR DAYS
日々の光景
工房のまわりで、ふと目に留まったもの。
お問い合わせ
ひとつの出会いから。
暮らしのための家具。作品や展示のこと。
メールまたはお電話で、お聞かせください。
- 電話・FAX
- 0973-54-3585
- 所在地
- 〒877-0301
大分県日田市中津江村栃野5000
家具のご相談は、用途・おおよそのサイズ・ご希望の時期など、分かる範囲からで構いません。