SHINICHI SUYAMA / PROFILE

壽山慎一の歩み

つくることから、
自分の問いをたどる。

壽山慎一 / SHINICHI SUYAMA

幼い頃から、工作や立体をつくることが好きでした。大学で美術を学び、木工と美術教育を専攻。家具づくりに約30年携わり、独立して約10年になります。

現在は大分県日田市中津江村で木正舎を営みながら、自分自身の問いから始まる表現にも、本名で取り組んでいます。

壽山慎一の作品「木立」。杉の格子が壁に落とす光と影
  1. 幼少期

    感じたことを、かたちにする。

    空き箱で乗り物をつくるなど、幼い頃から工作や立体造形に親しんできました。

    小学一年生の夏休みには、新幹線の長さに感動し、画用紙を五〜六枚つないで絵を描きました。自分が感じたことを、自分のやり方で表す。
    その体験は、今のものづくりにもつながっています。

  2. 高校時代

    美術部で、油絵を描く。

    高校では美術部に入り、油絵を描いていました。絵を描く経験を重ねる中で、
    自分自身の表現とは何か、美術とは何かを考えるようになりました。

  3. 大学時代

    美術を広く学び、木工へ。

    教育学部で美術を専攻し、彫刻、絵画、陶芸、木工芸、デザイン、美術史、美術教育を学びました。
    その中で、木工と美術教育を専攻しました。

    素材に触れ、手を動かすことと、人が表現することについて考えること。
    その両方を学んだ時間です。

  4. 卒業後

    木工所から始まった、家具づくり。

    卒業後は、実社会での経験を積みたいと考え、知人の紹介で大分市内の小さな木工所に就職しました。
    そこから、家具づくりを仕事とする歩みが始まりました。

  5. 家具づくりの約30年

    使う人と向き合い、つくり続ける。

    家具の設計やデザイン、製作に携わり、一つひとつの仕事に向き合ってきました。
    独立後は一人の工房として、使う方の要望をお聞きし、暮らしや空間に合わせた家具づくりを続けています。

  6. 現在、そしてこれから

    「木正舎」の仕事と、「自分自身」の表現。

    暮らしのための家具は、受け継いだ工房名「木正舎」で。
    そして、自分自身から生まれる表現は、本名の「壽山慎一」で行います。

    開くことも閉じることもできる「扉」をライフワークの中心に、内と外、自分と他者、その間に生まれる体験を考えています。
    最初の構想は「姿見の扉」。まずは自分自身と向き合うための「扉」から、制作と思索を重ねていきます。

「人の暮らしを豊かにするため」につくること。
「自分自身の問いを探究し、それを表現するため」につくること。
 私にとって、そのどちらも大切なものづくりです。

WORKS & THE WORKSHOP

かたちになったものと、その場所。

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